生前葬の流れやメリット、注意点について

生前葬
あなたは生前葬という言葉を聞いたことはありますよね?
最近では、タレントのビートたけし氏やサザンオールスターズの桑田佳祐氏が生前葬を行ったことで、注目を集めました。
なんとなく、生きている間に自分の葬式をあげるのが生前葬・・・とおぼろげに理解していながらも、まだまだ一般的ではないために、あまり詳しくない人が多いはず。

自分の最期のセレモニーも、多様な考え方による様々なスタイルでできるようになった今、生前葬という形式を改めて知っておくのも、もし仮に身内がやりたいとなった時にも、また他人の生前葬に招かれた場合でも、きっと損はないはずです。

ここでは、生前葬が具体的にどんなことを行うのか、また、そのメリットや、もし行うとした場合の注意点についてご紹介します。

生前葬とは

生前葬とは、その名の通り、自分が生きている間に自分の葬儀を行う事ですが、本人が生きているので、今までにお世話になった友人・知人を招待し、感謝の気持ちとお別れを告げることができるのが最大の特長です。

一般的な葬儀のように悲しみに包まれた形式的なものではなく、立食パーティやカラオケパーティ、時には本人の趣味に合わせて音楽葬やスポーツ葬など、主催者本人がその内容を自由に決められることも魅力のひとつです。

一般的には「お別れ会」的な要素が強く、ほとんどが無宗教で行われますが、場合によっては宗教的な儀式も行われる場合もあり、そうした趣旨は、参列者の混乱を避けるためにも、招待状などに明記しておく配慮が必要です。

生前葬を行うのは、主に還暦、喜寿などの人生の節目の年や、定年退職等社会の一線から退くタイミングなどをきっかけに行われる方が多いようです。
実際に生前葬を行う理由は次のようなものが多い傾向にあります。


  • 余命を考え、自分の人生を振り返るけじめとしたい
  • 大切な人やお世話になった人に感謝を伝えたい
  • 自分の死後に必要な事などを自ら伝えたい
  • 高齢になるにつれ、体力的に葬儀に出席できなくなる人が増えるため早めに行いたい
  • まだ動けるうちに、自分の意志と責任で、自分らしい葬儀を行いたい

人生のけじめをつけることと、周りへの感謝や配慮が大きな動機と言えそうです。

一般的な生前葬の流れ

では生前葬は、どのような流れで行われるのでしょうか。
これは主催者であるご本人の好みや希望に因るところが大きく、次のように行う内容など千差万別です。


  • ホテルで盛大なセレモニーとして執り行う
  • 行きつけの飲食店で本当に親しい人のみを集めて行うパーティ形式
  • 自宅に招いて食事会形式

したがって、生前葬の規模や招待する人数、スタイルによって全く異なり、かかる費用もその内容によって変動します。

下記は参考までに、生前葬でよく行われる要素をまとめました。
必ずしもこれにとらわれることは無く、自分らしく、参列者に対する配慮が行き届いた会を演出することが大切です。


  • 主催者挨拶
  • 来賓挨拶~乾杯~会食
  • 自分史の映像やスライドなどの投影
  • 生演奏で思い出の曲や好きな曲を鑑賞
  • 友人・知人からのスピーチ
  • プレゼントや花束の贈呈
  • ビンゴやカラオケなどの余興
  • 締めの挨拶
  • 招待客の見送りと会葬のプレゼント

生前葬のメリットと注意点

生前葬を行うのは、本人が生きている間に自分の人生にけじめをつけることができることと、周りへの感謝を伝えることができる点が最大の特長で魅力でもあることは先にも書きましたが、これ以外のメリットや、また逆に行うにあたって、どのようなことに注意すべきなのでしょうか。

もう少し具体的にみてみましょう。

生前葬のメリットと注意すべき点

生前葬のメリットと注意すべき点は次の通りです。

メリット 注意点
  • 本人から、お世話になった方たちに直接感謝を述べることができる。
  • 一般的な葬儀よりも自由度が高く、自分の思い通りの式を行う事ができる。
  • 内容によっては、一般的な葬儀よりも費用を抑えることができる。
  • 実際に亡くなった時に、あらためて火葬を行わなくてはならない。
  • まだ一般的ではないので、参列者への配慮が必要となる。
  • 事前に親族の理解と同意を得ておく必要がある。
  • 場合によっては、火葬と含めて費用がかさむ可能性もある。
  • 亡くなった時に、あらためて死亡案内等を送る必要がある。
  • 火葬後の骨の処理方法や相続、遺品処理方法についてもまとめておく。

この中でも特に注意をしたいのは、実際に亡くなった時には火葬を行わねばならないことで、その点も考慮して生前葬を計画する必要があります。

通常、生前葬後の火葬は近親者のみの密葬や家族葬で行われることが多いのですが、場合によっては、生前葬から火葬まで何年も経ってしまう可能性もあり、生前葬にご案内しなかった方に不義理をしてしまうケースも多々あることです。

また、あらためて死亡案内等を送らねばならない場合や、火葬と合わせて予想外に費用がかさんでしまうこともあります。

よく生前葬を計画する時に一緒に考えておいた方がいいのが、火葬後の納骨の場所や処理方法(散骨する場合など)や、相続の問題、遺品の処理等です。
いずれも、遺った家族や近親者に配慮してのことなので、これを機会に整理して家族に伝えておくようにします。

さらに生前葬はまだまだ一般的では無いため、参列者がなにかと戸惑うことも多く、以下のようなことが想定されるため、事前に参列者にお知らせしておくなどの配慮も必要です。

生前葬についてよくある質問

生前葬についてよくある質問をまとめました。

生前葬に香典は必要?

香典という形でいただくのではなく、お招きする会の「会費」としていただく場合が多いようです。
ただし主催者の意図によるところも大きいため、事前に確認をするようにしましょう。

また、主催者側は、ご案内状等に香典・供物をお断りする趣旨を明記しておくと混乱を避けられます。

生前葬の服装はどうすべき?

一般的な葬儀の場合は喪服や礼服を着用しますが、生前葬は主催者が生きており、その意向による「お別れ会」的な要素が強いため、案内状などに平服参加と記載されていることが多いようです。

もし迷う場合は、事前に問い合わせをしましょう。

亡くなった時は、どのような葬儀プランにしたらいいの?

生前葬後亡くなった時に火葬を行いますが、すでに周囲に対する告別が済んでいますので、家族・近親者のみの密葬もしくは家族葬で行うのが一般的です。
生前葬を行う際には、参列者にこの趣旨もご案内し、火葬時の参列や供物、問い合わせ等を遠慮いただくよう申し伝えておく必要もあります。

また、生前葬から長い時間が空いてしまった場合や、生前葬にお招きできなかった方などにお別れの場を提供したいなどとなった場合は、家族・近親者の判断で密葬以外の形をとる場合もあります。

いずれにしろ生前葬を行う際には、これらの事も考慮して計画しておくことが大切です。

最近では生前葬プランを扱っている葬儀社も増えてきました。
主催者の側の家族だけでは、準備など難しい場合もありますので、葬儀社に相談することをおすすめします。

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